海外競馬ニュース 2014年02月27日 - No.8 - 1
米国競馬、雪と凍結で開催中止が相次ぐ(アメリカ)[開催・運営]
厳寒の冬とひどい馬場状態によって、全米において、2014年の始めの7週間に約70開催日が中止となった。
エクイベース社(Equibase)によれば、1月1日から2月19日までに、69開催日の全レースが中止となり7開催日が短縮された。影響を受けた競馬場の大半は、米国の中部大西洋地域と北東地域に位置する。
ウエストヴァージニア州のチャールズタウン競馬場では17開催日が中止となり、ペンシルヴァニア州のペンナショナル競馬場は16開催日、パークス競馬場は7開催日が中止となり、ニューヨーク州のアケダクト競馬場、オハイオ州のビューラーパーク競馬場、ケンタッキー州のターフウェイパーク競馬場はそれぞれ6開催日、メリーランド州のローレルパーク競馬場は5開催日、アーカンソー州のオークランド競馬場は4開催日、ルイジアナ州のデルタダウンズ競馬場は2開催日が中止となった。
1月に31開催日が中止となったが、エクイベース社によれば1月の主要経済指標への影響はほとんどあるいは全くなかった。これは今年1月の各場の開催日数が昨年から4.45%増加しており、全体的なサラブレッド競走への賞金総額も昨年同時期から1.35%増加しているためである。
米国のサラブレッド競走全体の勝馬投票売上げは、2013年1月と比べ0.23%減少した。
By Tom LaMarra
[bloodhorse.com 2014年2月19日「Like Snow and Ice, Cancellations Piling Up」]