競走馬アフターケア国際フォーラム（International Forum for the Aftercare of Racehorses：IFAR）は2月4日、第5回フォーラムを4月の毎週火曜日にオンラインで開催すると発表した。録画されたコンテンツとライブの討論会を組み合わせたセッションは、4月6日・13日・20日・27日の正午（グリニッジ標準時）に開催され、各セッションは約 1時間と予定されている。世界のどこにいても参加しやすいように、この時間が選ばれた。豪州の時間帯では夜、欧州の時間帯では昼間、米国の時間帯では早朝である。IFARのウェブサイトで討論会の録画が視聴できるようになる。

　これらのセッションにおいて取り上げられることが予想されるテーマは次のとおりである。「調教師と馬主の責任」、「トレーサビリティ（追跡可能性）」、「ホースセラピーでの競走馬の利用」、「さまざまな競馬管轄区におけるアフターケアの発展に向けた事例研究」、「競走馬のアフターケアにおける新型コロナウイルス感染拡大影響」。すべてのテーマと発表者、そして世界中の代表者が掲載されたリストは、後日発表される。

　IFARの議長を務めるダイ・アーバスノット氏はこう語った。「新型コロナウイルスの感染拡大の影響が続くことで、IFARではこれまでのようにライブの会議が開催できなくなりました。しかし、アフターケアや競馬産業におけるアフターケアの重要性について話し合うために、このフォーラムが世界中のさらに広範囲のオーディエンスに届けられることを楽しみにしています。競馬産業と生産界に対して、できるだけ早く私たちの計画を知らせたいと思います。そうすれば、関係者は4月のそれらの日程を予定に入れておいてくれるでしょう。発表と討論は、啓蒙的なものになるようにお約束いたします」。

　第1回～4回IFARは以下の国際会議と同時に開催された。

・ 2017年5月　パンアメリカン会議（Pan American Conference 米国・ワシントンDC）

・ 2018年5月　アジア競馬会議（韓国・ソウル）

・ 2019年5月　欧州・地中海地域競馬連盟（EMHF ノルウェー・オスロ）

・ 2020年2月　アジア競馬会議（南アフリカ・ケープタウン）

By IFAR Press Release

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