海外競馬ニュース 2023年11月09日 - No.43 - 2
ブリーダーズカップ開催の発売金が6.7%減少(アメリカ)[開催・運営]

 サンタアニタパーク競馬場で2日間にわたり開催されたブリーダーズカップワールドチャンピオンシップの共同賭事プールの発売金は1億7,628万1,989ドル(約264億円)に達したと、ブリーダーズカップ協会(Breeders' Cup Ltd.: BCL)が発表した。

 今年の2日間の共同賭事プールの発売金は、新型コロナウイルス禍の2020年に入場者なしで行われたキーンランド開催以降最低の水準となり、昨年より6.7%減少している。

 1日目「フューチャースターズフライデー」(11月3日)開催の全10レースの共同賭事プール発売金は6,213万6,939ドル(約93億円)となり、2日目(11月4日)の全12レースの発売金は1億1,414万5,050ドル(約171億円)に上った。

 BCLの会長兼CEOであるドリュー・フレミング氏は、「今年はBC連覇を達成した馬が3頭も生まれました。国内外の競馬ファンは、2日間にわたり最高峰の競馬開催を十分に楽しんでいただけたのではないかと思います」と語った。「第40回を迎えたブリーダーズカップは、最も権威ある競馬の国際イベントを作り上げようとした創設者のビジョンにふさわしいものとなりました。全ての参加者、スポンサー各社、カリフォルニア州アルカディアとカリフォルニア州パサデナの方々、そしてファーストレーシング社の協力に感謝したいと思います」。

 ストロナックグループ傘下のファーストレーシング社はサンタアニタパーク競馬場を運営している。

 2日間の場内発売金は1,941万9,844ドル(約291億円)。2日目の入場者数は66,247名、2日間(金・土曜日)の入場者数は109,624名で、前回サンタアニタパーク競馬場で開催された2019年より若干増加した。

 2024年の第41回ブリーダーズカップワールドチャンピオンシップは再び南カリフォルニアに戻り、11月1日~2日にデルマー競馬場で開催される。

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(1ドル=約150円)

Edited Press Release

[bloodhorse.com 2023年11月4日「All-Sources Wagering Down 6.7% at Breeders' Cup 2023」]