海外競馬ニュース 2023年12月21日 - No.49 - 3
フランスギャロの新会長にギヨーム・ド・サンセーヌ氏(フランス)[開催・運営]

 12月12日(火)にフランスギャロ理事会メンバー56名による会合が開かれ、ギヨーム・ド・サンセーヌ氏が新しい会長に選出された。任期は同日から4年間となる。サンセーヌ氏は決選投票で29票を集め、選出された。
 前会長のエドゥアール・ド・ロトシルト氏は過去20年間のうち16年間会長職を務めたが、今回は再選を目指さなかった。ロトシルト氏は2003年に初選出され、2期にわたって会長を務めたが、2011年の会長選でベルトラン・ベランギエ氏に敗れた。2015年に再び立候補して会長の座に返り咲いた。

ギヨーム・ド・サンセーヌ氏の略歴
 パリ在住の62歳。自身も35年間近く競走馬を生産し所有している。2015年からフランスギャロ理事会メンバー、2016年から2019年の間は取締役会メンバーを務めた。

 フランスと国際金融のメッカであるパリ、ロンドンで金融サービス業界に身を置きキャリアの大半を過ごした。
 現在はフランスに本拠を置く世界最大級の投資銀行の経営委員会メンバーを務め、金融・政府系機関セクターにおける大手クライアントを担当している。
 パリ政治学院卒で、パリ第9・ドーフィンヌ大学でファイナンス修士を取得した。

フランスギャロはフランスのサラブレッド競馬産業を管理統括する非営利団体である。

Edited Press Release

[France Galop 2023年12月12日「de Saint-Seine Elected President of France Galop」]

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