海外競馬ニュース 2024年05月30日 - No.20 - 2
レキシントン、米国の住みやすい都市の15位にランクイン(アメリカ)[その他]
「世界の競走馬の首都」レキシントンが2024-25年のアメリカで最も住みやすい街のひとつにランクインしたことがUSニューズ&ワールド・レポートの調べで分かった。
5月21日に発行された同誌のランキングによると、レキシントンは15位にランクインした。馬産業が雇用と経済を活性化させ、さらには質の高い生活の要因になっていると特筆されている。
「レキシントンは馬産業が主な経済の原動力になっていて、街の文化、アイデンティティの大きな一部になっています。生産牧場が街を囲み、道の名前は三冠馬を記念して付けられていて、駐車場や公園には馬の銅像が建っています。都市部の拡張から多くの牧場を守るためにゾーニング規制が敷かれているのは、レキシントンにとって馬産業が非常に重要な要素だからです。馬を愛さなくてもレキシントンは愛せる街です(でも、馬が嫌いであれば、好きな街にはならないかもしれません)」と、USニューズ&ワールド・レポートはコメントしている。
USニューズ&ワールド・レポートはその都市の価値、住みやすさ、労働市場の強さ、生活の質の高さをもとに2024-25年度の150都市のランキングを示している。
レキシントン以外に馬産業との関連がある都市でランキング入りしたのはルイビル(42位)、オカラ(フロリダ州、78位)。フロリダ州は複数の都市がランキング入りし、ネープルズがトップの座に輝いた。
By Frank Angst
[bloodhorse.com 2024年5月22日「Horse Industry Helps Lexington be a Top City to Live」]