今月エプソムで開催されたダービーの日に記録的な馬券発売を達成したばかりのワールドプールが、1年で最も重要な5日間となるロイヤルアスコットに戻ってくる。
昨年の同開催では、クイーンエリザベス2世ジュビリーSが660万ポンド(約13億2,000万円)を発売し、ワールドプール1レースとしては過去最高記録となった。
そのジュビリーSが実施された昨年の土曜日一日の発売金は3,250万ポンド(約65憶1,000万円)に上り、ワールドプール開催日の中で、2022年ロイヤルアスコットの金曜日と土曜日に次いで3番目に多い発売金を記録している。
香港ジョッキークラブの賭事商品担当専務理事であるマイケル・フィッツサイモンズ氏は、 「ロイヤルアスコットは世界の競馬カレンダーの中でも最大の5日間であり、2019年に同開催でワールドプールを立ち上げて以来、素晴らしいショーケースとなり続けています」とコメントした。
昨年のロイヤルアスコットでのワールドプールの馬券発売は1億5,400万ポンド(約308億円)だった。
アスコット競馬場のCEOアラステア・ウォリック氏はこう語った。「ワールドプールの馬券発売は、ロイヤルアスコットでは今週6度目となりますが、香港ジョッキークラブと再び協力し、世界中の競馬ファンが世界最大のコミングリング(共同賭事プール)に賭けることができることを嬉しく思います」
「ワールドプールの発売金が最も多かった5日のうち4日はロイヤルアスコットのものであり、その中にはクイーンエリザベス2世ジュビリーSでウェリントンが出走した昨年の土曜日も含まれています。今年も世界の強豪馬が出走することで、好調な馬券発売となることを望んでいます」。
By Andrew Dietz
(1ポンド=約200円)
[Royal Ascot 2024年6月17日「World Pool returns to Royal Ascot for all five days after last year's record-breaking turnover」]