香港ジョッキークラブ(HKJC)のCEOであるウィンフリート・エンゲルブレヒト⁼ブレスゲス氏は、2024年香港国際競走(HKIR)を香港競馬史上「最高の競馬開催日の1つ」と称賛した。
「個人的には、今年の香港国際競走は過去最高クラスであり、素晴らしい1週間だったと思います。インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ(IJC)から始まり、素晴らしい成功を収めました。今日は見所を一つ作ることができればと思っていたのですが、個人的にはすべてが完璧だったと思います。純粋に結果だけを見れば、香港の馬が大活躍した競馬開催でしたが、外国馬も素晴らしい走りを見せてくれました。外国馬の馬主たちに話を聞くと、たとえ自分の馬が2着や3着だったとしても、香港に来てこの競馬開催を盛り上げられたのは素晴らしい経験だったと言ってくれました」と彼は語った。
香港競馬が国際舞台で輝きを放ったこの日、シャティン競馬場には69,916名の観客が訪れ、2018年以来の香港国際競走の最多入場者数を記録した。発売金は17億1,630万香港ドル(約334億6,785万円)に達し、前年比で10%の増加となった。その中には過去最高となった海外での発売金4億7,380万香港ドル(約92億3,910万円)も含まれている。
エンゲルブレヒト⁼ブレスゲス氏は、外国および香港の馬主、調教師、騎手、HKJC職員に感謝の意を表し、歴史的な競馬開催を祝った。
「最高の競馬を香港で開催し外国にお見せするという我々の戦略は、ワールドプールのもとで初めて実施した本日の競馬開催で、大きな成功を収めました。これは、我々の競馬が非常に高い評価を受けていることを示しています」とエンゲルブレヒト⁼ブレスゲス氏は述べた。「今日の目的は売上げではなく、競馬というスポーツを祝う日です。そのスポーツの素晴らしさをお見せすることです。この素晴らしい競馬開催は最後を飾る花火で盛り上がりを見せ、幕を閉じました。サー・アレックスファーガソンは、新たな香港競馬のファンに仲間入りしました。彼は香港とそこで見たものにすっかり魅了され、また戻ってくることを約束してくれました」。
「この競馬開催は世界中の注目を集め、世界的な評価を得ています。これは香港にとって望ましいことです」。
「外国から馬主、調教師、騎手の方々にご参加いただいているからこそ、このイベントを世界的なものにできるのです。この場を借りて、馬主、調教師、騎手の方々に感謝申し上げます」。
(1香港ドル=約19.5円)
By Edited Press Release, Hong Kong Jockey Club
[bloodhorse.com 2024年12月8日「Record International Wagering on Hong Kong Races」]