施行日:2021年2月20日(土)
施行場:キングアブドゥルアジーズ競馬場(サウジアラビア・リヤド)
予備登録料:無料
予備登録締切日:2021年 1月 5日(火)正午(日本時間)
サウジカップ開催 施行競走
競走名 |
年齢(北半球産馬) |
距離 |
総賞金 |
馬場 |
|
① |
サウジカップ |
4歳以上 |
1,800m |
$20,000,000 |
ダート |
② |
ロングディスタンス・ターフハンデキャップ |
4歳以上 |
3,000m |
$2,500,000 |
芝 |
③ |
サウジダービー |
3歳 |
1,600m |
$1,500,000 |
ダート |
④ |
リヤド・ダートスプリント |
3歳以上 |
1,200m |
$1,500,000 |
ダート |
⑤ |
1351ターフスプリント |
4歳以上 |
1,351m |
$1,000,000 |
芝 |
⑥ |
ミドルディスタンス・ターフカップ |
4歳以上 |
2,100m |
$1,000,000 |
芝 |
※上記全競走の出走可能頭数は14頭です。
① サウジカップ
総賞金:20,000,000米ドル
1着: 10,000,000米ドル
2着: 3,500,000米ドル
3着: 2,000,000米ドル
4着: 1,500,000米ドル
5着: 1,000,000米ドル
6着: 600,000米ドル
7着: 500,000米ドル
8着:
400,000米ドル
9着: 300,000米ドル
10着:
200,000米ドル
馬齢:北半球産馬4歳以上および南半球産馬3歳以上
距離:1,800 m〔ダート〕
負担重量:
・北&南半球産4歳以上:57kg
・南半球産3歳:53.5kg
・牝馬減量:2kg
※2020年12月6日のチャンピオンズカップ(中京競馬場)優勝馬、および、2021年1月23日のペガサスワールドカップ(米国ガルフストリームパーク競馬場)優勝馬は、自動的に出走権を得る。
※海外調教馬は、IFHAのパートI国におけるG1およびG2競走で、4着以内の成績を収めていなければならない。あるいは自国におけるレーティングで110以上(牝馬は106以上)を獲得していなければならない。
※出走馬のうち、2頭は地元馬となる。
② ロングディスタンス・ターフハンデキャップ (旧:紅海ターフハンデキャップ)
総賞金:2,500,000米ドル
1着: 1,500,000米ドル
2着: 500,000米ドル
3着: 250,000米ドル
4着: 125,000米ドル
5着: 75,000米ドル
6着: 50,000米ドル
馬齢:北半球産馬4歳以上および南半球産馬3歳以上
距離:3,000 m〔芝〕
・2021年1月5日予備登録締切時点のレーティングが考慮され、1月13日に負担重量が発表される。
・負担重量発表後の1月13日以降に他の競走で優勝した場合、2kgのペナルティが与えられる。
・負担重量は54kg以上62kg以下とする。
※海外調教馬は、IFHAのパートI国におけるG1、G2およびG3競走で、4着以内の成績を収めていなければならない。あるいは自国におけるレーティングで100以上(牝馬は96以上)を獲得していなければならない。
※出走馬のうち、2頭は地元馬となる。
③ サウジダービー
総賞金:1,500,000米ドル
1着: 900,000米ドル
2着: 300,000米ドル
3着: 150,000米ドル
4着: 75,000米ドル
5着: 45,000米ドル
6着: 30,000米ドル
馬齢:北&南半球産馬3歳
距離:1,600 m〔ダート〕
負担重量:
・北半球産3歳:55kg
・南半球産3歳:59.5kg
・牝馬減量:2kg
※南半球産馬の出走がない場合は、負担重量が57kgに引き上げられる。
※出走馬のうち、2頭は地元馬となる。
④ リヤド・ダートスプリント
総賞金:1,500,000米ドル
1着: 900,000米ドル
2着: 300,000米ドル
3着: 150,000米ドル
4着: 75,000米ドル
5着: 45,000米ドル
6着: 30,000米ドル
馬齢:北&南半球産馬3歳以上
距離:1,200 m〔ダート〕
負担重量:
・北&南半球産4歳以上:59.5kg
・北半球産3歳:52kg
・南半球産3歳:58kg
・牝馬減量:2kg
※北半球産馬の出走がない場合は、南半球産3歳の負担重量は55.5kg、北&南半球産4歳以上は57kgとなる。
※2020年12月13日のカペラステークス(中山競馬場)優勝馬は、自動的に出走権を得る。
※海外調教馬は、IFHAのパートI国におけるG1、G2、G3およびリステッド競走で、4着以内の成績を収めていなければならない。あるいは自国におけるレーティングで95以上(牝馬は91以上)を獲得していなければならない。
※出走馬のうち、2頭は地元馬となる。
⑤ 1351ターフスプリント
総賞金:1,000,000米ドル
1着: 600,000米ドル
2着: 200,000米ドル
3着: 100,000米ドル
4着: 50,000米ドル
5着: 30,000米ドル
6着: 20,000米ドル
馬齢:北半球産馬4歳以上および南半球産馬3歳以上
距離:1,351 m〔芝〕
負担重量:
・北&南半球産4歳以上:57kg
・南半球産3歳:54.5kg
・牝馬減量:2kg
※海外調教馬は、IFHAのパートI国におけるG1、G2、およびG3競走で、4着以内の成績を収めていなければならない。あるいは自国におけるレーティングで100以上(牝馬は96以上)を獲得していなければならない。
※出走馬のうち、2頭は地元馬となる。
⑥ ミドルディスタンス・ターフカップ(旧ネオム・ターフカップ)
総賞金:1,000,000米ドル
1着: 600,000米ドル
2着: 200,000米ドル
3着: 100,000米ドル
4着: 50,000米ドル
5着: 30,000米ドル
6着: 20,000米ドル
馬齢:北半球産馬4歳以上および南半球産馬3歳以上
距離:2,100 m〔芝〕
負担重量:
・北&南半球産4歳以上:57kg
・南半球産3歳:53kg
・牝馬減量:2kg
※2021年1月23日のペガサスワールドカップターフ(米国ガルフストリームパーク競馬場)優勝馬は、自動的に出走権を得る。
※海外調教馬は、IFHAのパートI国におけるG1、G2、およびG3競走で、4着以内の成績を収めていなければならない。あるいは自国におけるレーティングで100以上(牝馬は96以上)を獲得していなければならない。
※出走馬のうち、2頭は地元馬となる。
〇賞金配分率
・馬主
70%
・調教師
10%
・騎手
10%
・厩舎
10%
※サウジアラビアでは、賞金は課税の対象にならない。
○予備登録締切日と登録料
予備登録締切日:2021年 1月 5日(火)正午(日本時間)
登録料:無料
○追加登録締切日と登録料
予備登録を済ませた場合は、追加登録をする必要はない。
追加登録締切日:2021年2月9日(火)、登録料:当該レース総賞金の1%
※追加登録した馬が実際に招待された場合に限って、登録料を支払う必要がある。
※追加登録料は、JCSAの獣医委員によって当該競走に出走が不適当であると証明された場合に限り返還される。
○登録受付機関
サウジアラビア:
Mr. Tom Ryan (トム・ライアン)
Director of Strategy & International Racing
Jockey Club of Saudi Arabia(サウジアラビア・ジョッキークラブ)
携帯: +353 87 242 3051
E-mail: tryan@thesaudicup.com.sa
サウジカップウェブサイト: https://www.thesaudicup.com.sa
日本国内での登録申込みおよび照会先:
(公財)ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
国際業務部 担当:田中
〒105-0004 東京都港区新橋4-5-4 JRA新橋分館6 F
電話: 03(3434)5002
FAX: 03(3432)4668
Eメール:https://jairs.jp/inquiry/index.php
ウェブサイト:http://www.jairs.jp/
○出馬投票手続
・出馬投票日:2021年2月16日(火) ※出馬登録料は無料
移動(航空券)
a. サウジアラビア・ジョッキークラブ(JCSA)では、サウジカップ諸競走への出走を受諾した外国馬の関係者に対して航空券を提供する。
JCSAの指定する航空会社のビジネスクラス往復航空券が次の関係者に送付される。
・登録馬主 (2名まで)
・調教師 (2名まで)
・騎手 (1名まで)
- 航空券は上記の関係者のみに支給されるものとし、以下の制約がある。
・1人の方が2つ以上の役割を兼ねている場合(馬主兼調教師など)も、本人と配偶者(またはパートナー) を合わせた最大2名までが航空券支給の対象である。
・サウジアラビアに滞在している馬主、調教師または騎手については、航空券支給の対象とはならない。
・サウジカップ諸競走に出走する馬が2頭以上いる調教師についても、本人と配偶者(またはパートナー)を合わせた最大2名までが航空券支給の対象である。また、上記諸競走に騎乗する馬が2頭以上いる騎手についても、1名枠のみの支給となる。
・サウジカップ諸競走にシンジケート所有馬または共同所有馬である馬が複数出走する場合でも、当該競走に登録した馬主と配偶者(またはパートナー)を合わせた最大2名までが航空券支給の対象である。
・航空便の座席を確保するために、馬主、調教師、騎手は可能な限り早く、できれば競走2週間前には旅程についてJCSAに伝える必要がある。
・招待者自身で航空券を購入する場合は、JCSAは航空券の払い戻しをしない。
ホテルの宿泊
a. ホテルでの宿泊については、下記の関係者に指定ホテルにて1室(部屋のみ、2名まで利用可能)を提供する。
・ 登録馬主 :5泊
・ 調教師 :5泊
・ 騎手 :4泊
サウジアラビアに滞在している馬主、調教師または騎手については、ホテル宿泊支給の対象とはならない。
b. ホテルの宿泊は上記の宿泊数のみ支給されるのもとし、以下の制約がある。
・ 上記記載の泊数を超過する宿泊を希望する馬主、調教師、騎手は、追加期間の宿泊費および関連する諸費用を自己負担する必要がある。
・ 宿泊の権利を他者に譲渡することはできない。指定ホテル以外に宿泊を希望する場合は、全て自己負担となる。
送迎サービス
馬主、調教師および騎手の方々の送迎について、JCSAは下記の区間を手配する。
a. キング・ハーリド国際空港から公式ホテルまで
b. 朝調教およびサウジカップ施行当日の公式ホテルからキングアブドゥルアジーズ競馬場まで
c. 公式行事の開催地と公式ホテルの往復
移動
- JCSAは1頭につき最大2名分の航空券を提供する。
宿泊
- JCSA は1頭につき最大2名分の厩舎関係者に対し宿泊を提供する。飲食代、交通費、通信費、クリーニング等の滞在費に対する補助も支給する。
- 厩舎関係者は、競馬場施設内にある宿泊棟(ヴィラ)の1部屋を提供される(ヴィラは複数で共有)。調教助手は厩舎関係者ホテルに宿泊を希望することもできる。
- 宿泊の延長、あるいは、公式ホテル以外のホテルに宿泊する場合は、自己負担となる。
送迎サービス
- 空港-ホテル間の移動
- 宿泊先-公式行事開催地間の移動
- ヴィラ(あるいはホテル)-競馬場間の移動
※招待馬関係者の渡航の際にVISAが必要な場合は、JCSAが必要なサポートを提供する。
JCSAが招待馬の輸送を手配し、その費用を負担する。輸送費に加えて、厩舎利用費、飼料、装蹄費についてもJCSAが負担する。
指定馬輸送会社(アジア地域担当)
Luck Greayer Bloodstock Shipping Ltd(LG Bloodstock社)
担当者:
Mr. James MacEwan
E-maii: macewan@lgbloodstock.com
Mobile: +44 7502 990628
Ms. Lucy Greayer
lucy@lgbloodstock.com
Mobile: +44 7786 023375
輸送の手配について
- 輸送手配はLG Bloodstock社およびその指定馬輸送会社が調整をする。
- JCSAはサウジカップ開催に出走する海外調教馬に対して、サウジアラビア到着からサウジカップ開催が終わるまでの滞在中に、以下を提供する。
・飼料(チモシー、アルファルファ)、敷料(ウッドシェービング)、ボトル入りの水、基本的な馬の世話に使う道具
・装蹄(治療目的を除く)
- 全て招待馬の輸送補助は、2頭で1パレットを共用することに基づいている。つまり各馬につき1ストール半のスペースが提供される。パレットを1頭だけで占有したい場合は、馬主がその費用を負担する。
- 同じ地域の招待馬は、可能な限り一緒に輸送される。
- JCSAは招待馬の自国の厩舎から空港までの往復輸送を手配し(陸路のみ)、その費用を負担する。サウジカップ諸競走の後に他の国のレースに出走する場合は、自国からサウジアラビアまでの輸送しか負担しない。JCSAが提案した輸送手配を変更する場合、発生する追加経費については馬主の負担となる。
- JCSAならびに指定輸送業者は、往路・復路・滞在中の招待馬の死亡、疾病および傷害に対して、責任を負わない。
- JCSAならびに指定輸送業者は、馬の保険について責任を持たない。
- JCSAは地元馬を帯同馬として提供することはしない。
飼料と荷物について
- サウジ滞在中の馬の飼料は必ず持参する。また馬出発の7日前までに、以下を提出しなければならない。
・製造元に関する詳しい記述を添えた飼料リスト
・飼料リスト(重さkgや個数)
・持っていく全ての荷物を記載したリスト
2.飛行機に載せることができる荷物(馬具、装具等)は、一頭当たり150kgまでとする。パレット内に馬具、装具等が収容しきれない場合、その他の物品は、LD3コンテナに収容する。JCSAは、招待馬の厩舎の物品を、サウジ滞在中に無作為に検査する権利を有する。
サウジアラビア到着後の回復期間
- 自国からサウジアラビアまでの移動に6時間以上を要した場合、検疫上の理由から、サウジアラビア到着後48時間は、当該馬は検疫厩舎の指定の施設内に移動を制限される(移動時間が6時間未満の場合は、12時間となる)。この間は、調教施設へのアクセスを認められない。ただし、施設内には馬を歩かせる場所はある。
サウジアラビアへの一時輸入要件
- 輸出前の隔離は不要
- 当該馬の出国までの30日間に血液検査
- 輸出90日~15日前までに:
・21日~42日間隔で2回、馬インフルエンザワクチンの基礎免疫(2回とも同じワクチン)を終了している。
・あるいは、基礎免疫後12ヵ月以内に1回の馬インフルエンザワクチンの補強接種を行なっているか、12ヵ月以内に1回の馬インフルエンザワクチンの補強接種を行なっているか、あるいは、基礎免疫後、毎年、12ヵ月以内に定期的に馬インフルエンザワクチンの補強接種を受けていることが必要である。
検疫厩舎について
検疫厩舎施設内には、6馬房を有する計16の厩舎があり、招待馬厩舎は地域ごとに分かれている。各厩舎には軽い運動を行うための馬場(砂)が併設されている。検疫厩舎から調教を行うメイントラックまでは400mほどで、決められた調教時間内で、芝およびダート馬場で調教を行うことが可能。
トラック概要
・左回り
・ダートコース(外側):450mのシュートのある一周2000mのコース。直線の距離は500m。幅員25m。
・芝コース(内側):一周1800mのコースで、直線の距離は438m。幅員21m。